瓦解する包茎神

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眠りの果実

2011/09/05(Mon) 07:17
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長い長い夢をみます。

それは場合によっては数ヶ月にも及ぶような体感時間の。

もはやそれは別の人生といってもいいようなリアルな感触で。




美しい夢をみました。

水没したホテルをうろうろする夢です。

その美しさは文字通りこの世のものではなく。

水圧の感覚まではっきりと思い出せます。

吹き抜けを深く、深く潜って、。廊下を進み、

波に揺られるヤシの木、煌めく青、青、青。

ワクワクしていました。これからの人生もこのようにとても素晴らしいものであると一片の疑いもなく信じていました。

だが、やがて目が覚める。

全ては亡くされた。あれらは確かに存在していた。

だってそうだろう、ゆっくりと沈む葉の葉脈を打ち抜く光芒すら、私は確かに覚えているのに。

だが、もはやまみえることはない。

その次の瞬間にはもはや入り口の姿すら思い出せなくなっていたのだから。

私はじっと手をみて、握ると、歯を食いしばり、嗚咽、泣いた。

私が大事だと思った、期待した、怖いと思った、頑張った、体感した全て、愛した全て、人生そのものは、

もはや淡い淡い記憶の狭間、。

すくい上げてもすくい上げても手のひらからぼろぼろと流れ落ちてもはや残ることはない。

またそれはこの世になんの影響すら残すことができず、私は忘れて、忘れて、日常に埋もれていく、。



それが、どうしようもなく、悲しかった。
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3u

Author:3u
たまに写真とか撮って
悦に入るのが好きな人。

写真は僕を調節する、名医だった。
しかしだからこそ親友にはなれないのだろう。
目隠しで地雷原を走り抜け、生きて彼の地を踏んだ混乱のように、
今日も晴れている。

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