瓦解する包茎神

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解脱

2012/07/29(Sun) 20:33
IMG_8749.jpg



最近生活の節々に、割り込んでくるイメージがある。

空を落ちるイメージ。


暑さに目覚めた朝、服を選ぶときに落としたハンガー、こちらを見つめる烏。

コンビニから流れ出る冷たい風、また暮れていく夕日、眠れず見つめる天井。

そんなふとした隙間に現れる。


半強制的に想起されるそれがなぜ浮かぶのか、なぜ空を落ちるのか。

あと一分ほどで消える僕の命は何者にも縛られず。

ただ大きな大気を突き抜け太陽を抱き、風の音を聴きながら空っぽのままで・・・

それはひたすらに自由だから。



とりあえずの結論にたどり着いて、僕はまた眼を閉じた。
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広場にて

2012/07/23(Mon) 22:10
IMG_8476.jpg


左を見る。






IMG_8487.jpg


右を見る。







IMG_8472.jpg


海辺の広場は気持ちの良い風が吹き、寝転がって眠り込んでいる人も多かったです。

僕も大の字になって撮った写真をゆったり見返していると、リコーダーの音色が聴こえてきました。
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誰も死なない。

2012/07/19(Thu) 05:01
IMG_8512.jpg


この土も木もないコンクリートの森では、蝉の声も聴こえない。


蝉。

あの生き物、木の幹に注目しない人にとっては

生きている姿より道で死骸になっているところを見る方が多いのかもしれない。

気付かず踏むとバリッと嫌な音を立てたものだ。

夏休み、暑さにべとべとになりながら畳で寝転がる。

遠いのにけたたましい蝉の声がまた、遠くなっていく、暗くなっていく・・・

僕の持つ死のイメージはこの温いまどろみに重なる。

そこには蝉の声が不可欠なのだ。

いつなのかもわからない蝉たちの絶唱がつけた傷が今でも僕の中で響き続けている。

壊れたレコードのように同じところをぐるぐるぐるぐる・・・


ここにおいては、僕は自由なのだ。


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沈没

2012/07/15(Sun) 02:23
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深夜、だらだらとネットをしていると、激しい雨の音が聴こえてきた。

僕は昔から豪雨が好きで、久々の格別な雨の予感にもはや迷うことはなかった。

玄関にタオルを放り投げ部屋着のままかけ出した。

ドアを開けると全てを打楽器とする猛烈な合奏。

アスファルトから夏の臭気を湯だたせ、解ける。

全力で走った。

音は塗りつぶされ、身体は曖昧に、光は滲む。

何もない感覚の中で全てが置換されていくのを感じた。


いつしか雨が止み、息も絶え絶えになって、帰宅。

タオルで身体を拭きつつ服を脱ぐと、

走り続けた僕の背中は、あれだけの雨にも関わらず濡れていなかった。

穏やかで幸せな疲労感に誘われて、ベッドに倒れこみ、

久々に深く、眠った。
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誘引

2012/07/11(Wed) 14:33
IMG_8421.jpg


この時期どのブログやらサイトやらにいっても紫陽花の写真を乗っけている。

気持ちはわかる。

紫陽花の色はパッと目につく鮮やかさで「さぁ撮ってもよろしくてよ」という感じで鎮座している。

だからこそ撮ってやるものかと思っていたのだけれど、木漏れ日をうける神社裏の紫陽花に負けた。

この裏から花びらを透かせて撮るとかならかぶらないとか言い訳しつつ撮った、

否、撮らされた。



IMG_8405.jpg


遠くない内、朽ちる。
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プロフィール

3u

Author:3u
たまに写真とか撮って
悦に入るのが好きな人。

写真は僕を調節する、名医だった。
しかしだからこそ親友にはなれないのだろう。
目隠しで地雷原を走り抜け、生きて彼の地を踏んだ混乱のように、
今日も晴れている。

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